このページは、わたくし戸田久美子が上野先生が実際に活躍されている現場に潜入し、
その体験談をつづっています。

・2006/02/11 【イベント】 飛鳥・古代浪漫の道ラジオウォーク

・2005/06/26 【ゼミナール】 博物館実習 万葉文化館
・2005/02/11 【イベント】 飛鳥川・甘樫丘ラジオウォーク
・2005/01/10 【イベント】 奈良市音声館「酉年に贈るめでたい話」

・2004/10/30 【イベント】 万葉体感紀行 奈良町篇
・2004/06/28 【ゼミナール】 奈良大学 桂ざこば師匠がゲストで登場
・2004/06/15 【ゼミナール】 大阪府立南大阪高校 特別授業
・2004/02/11 【イベント】 平城山ラジオウォーク
・2004/01/10 【イベント】 奈良市音声館「申年に贈る歌とお話し」

・2003/06/25 【カルチャー】 毎日文化センター 「万葉古代学アラカルト」
・2003/06/25 【放送】 MBSラジオ 「上野誠の万葉歌ごよみ」
・2003/06/23 【ゼミナール】 奈良大学 上野ゼミ

イベント
平城山ラジオウォーク
〜天平ロマンス・万葉の恋人たち〜
〜2004/2/11

「いいお天気ですね〜。」
つい、知らない人にまで声をかけたくなるようなぽかぽか陽気。見上げると、どこまでも真っ青な空が広がっています。

これまでに延べ35万人以上もの参加者を数え、今年で23回目となるラジオウォーク。ラジオから聴こえてくる出演者の楽しいおしゃべりと周りの風景との一体感を味わいながら、古都・奈良の佐紀路と平城宮跡を歩きました。

12時20分、スタート地点の平城第一球技場で出演者の方々による出発式が行われました。(左から)武川アナ、青山茂先生、猪熊兼勝先生、上野先生、浜村淳さん、原田伸郎さん、河田アナ、渡辺たかねさん、柏木アナ。

スタート直前、浜村淳さん&上野先生

もうすぐ出発。天平時代には恋の花が咲き誇った情熱の土地「平城山」を皆で元気に歩きましょう!!

12時45分、平城第一球技場を出発「いってらっしゃい。」

人・人・人!!手前に「復元はにわの列」があるのですが・・。(ヒシアゲ古墳)
人混みの中、がっちりと囲んだロープとガードマンに守られながら放送を進める、武川アナ(先頭)、原田伸郎さん(手前)、上野先生(奥)、青山茂先生(左手)。

のどかな風景、塩塚古墳に続く道。

古塩塚古墳(長径108メートル)。前方後円墳の形がよくわかります。

塩塚古墳から南に約400メートル歩くと「瓢箪山古墳」。
もうすぐ日葉酢媛陵、成務天皇陵、称徳(孝謙)天皇陵が見えてきます。この辺りには3つの古墳がおしくらまんじゅうのように固まっています。
日葉酢姫(ひばすひめ)陵の遙拝所。
警備の皆さま、ご苦労さまです。

「歌姫街道」を横切ると、水上池が眼前に広がります。武川アナ、上野先生、河田アナ。

コナベ古墳(小奈辺陵墓参考地)。長径204メートル、5世紀の築造とみられるが、被葬者はわからない。

水上池には水鳥がたくさん来ていました。池をぐるっと回り込んで平城宮跡・大極殿を目指します。

大極殿跡に到着。真っ青な空が背後に広がり、まるで大極殿が空に浮かんでいるよう。

浜村淳さんの、こぶしのきいた絶妙な語り口調に聞き惚れる。夫(仁徳天皇)の浮気を許さなかったやきもちやきの女性「磐之媛」の物語を披露されました。

「朱雀門」へ。遠くに春日山、若草山(三笠山)が見えます。
空には長〜い連凧が。全長何メートル?

ゴール地点・朱雀門前の特設ステージで、出演者全員によるフィナーレのイベント。最後は河内家菊水丸さんの音頭で盛り上がりました。

おつかれさまでした。来年も良いお天気に恵まれますように。

取材を終えて
今回のコースは、全行程約8.5キロ、参加者は過去最多の約3万人だったそうです。
ゴール地点の「朱雀門」は平城宮の正門で、新年の儀式や外国使節の送迎式典が行われ、天皇も出御して歌垣を催し、都の一般人にも観覧させていたといいます。
「朱雀門にこれだけの人が集まったのは、1300年ぶりではないでしょうか。」という上野先生のお話に、当時の人々の暮らしを想い、心がしんとしました。

2010年は、平城京遷都1300年の記念の年。奈良では、日本の歴史や文化を世界に発信できる国民的な記念事業として「平城遷都1300年記念事業」が進められています。

戸田久美子
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