このページは、わたくし戸田久美子が上野先生が実際に活躍されている現場に潜入し、
その体験談をつづっています。

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イベント
奈良市音声館「申年に贈る歌とお話し」イベントレポート 〜2004/1/10

1月10日(土)、奈良町にある「音声館」の新春の催し「申年に贈る歌とお話し」におじゃましました。

私は今回初参加ですが、この新春講演はもう5年も続いている大人気のイベントだそうです。会場はドアの外まで超超超満員!(応募総数約300名の中から、抽選で選ばれた縁起のよい方々約100名)

音声館・荒井敦子館長のつかみもバッチリ。テンポのいいお二人のトークに、会場はぐんぐん引き込まれてゆきます。
新春にちなんだわらべうたのミニコンサートあり、豪華ゲストをお迎えしてのトークあり、終始和やかな雰囲気の中、笑いの絶えない楽しい時間を過ごしました。


音声館(おんじょうかん)
http://onjokan.city.nara.nara.jp/

上野先生は、毎回その年の干支にちなんだ衣装(かぶりもの)で登場されるのがお約束。
今年は「申年」なので赤!
特別ゲスト、大安寺貫主の河野良文さんをお迎えして。
タイでの3年半に渡る修行のお話しがとても面白かった。大安寺は、がん封じの寺として名高く、竹筒で振る舞われる酒を飲み、がんの予防を願う「がん封じささ酒まつり」には全国から大勢の参拝客が訪れる。
音声館の玄関にあるエントランスホールでは、淡交会奈良支部青年部とお茶サークル(音声館に通う4歳〜12歳の子どもたち)によるお茶会が開催されていました。美味しいお茶をごちそうになりました。
取材を終えて

今回とても印象的だったのは、上野先生のお話しの中に出てきた言葉。
「難しいことをわかりやすく。わかりやすいことを楽しく。楽しいことを深く。」
知識というのは、ものの見方、感じ方が大切で、本当の知識は人を豊かにする。自分が興味を持って体験し、こつこつと積み上げてきた知識だけが、真の知恵となるんですね。

一緒に歌う、一緒に笑う、手をつなぐ、奈良にこんなに温かな心の触れ合いの場があったなんて。近鉄奈良駅への帰り道、じんわりと嬉しい気持ちがこみあげてきました。
会場のあちこちで、とても親切に案内をしてくださっていたスタッフの皆さま、大変お世話になりました。

P.S
そういえば、上野先生のかぶりもの来年も見たいな。
「とても、猿のおしっこだな。」
答え:木にかかる(気にかかる)→上野先生、新春小咄より。

戸田久美子

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