書けない。あせる。高岡市万葉歴史館の論集『四季の万葉集』に書く「万葉の鹿」の論文。ううーん、どう料理すればいいのか。あせる。いいアイディアが生まれない。はて、どうしょう。結局、論題は「みやびの鹿とヒナびの鹿」と決定し、1月10日に提出。ううーん。出来はひどいの一語。泣ける。
月刊「奈良」で荒井敦子さんと対談しました。やはり、対談は一期一会・・・真剣勝負です。
なぜか読売新聞奈良支局の忘年会に・・・出ました。支局の皆さんとお鍋をいただきました。ありがとうございました。そうかぁ、奈良のニュースは、この人たちが伝えているのか?
国土交通省の「観光のカリスマ」、朝広佳子さん。なら燈火会の考案者です。読売新聞奈良支局の忘年会で。
後ろは畝傍山です。映画の一シーンに使えそうな感じがします。
荒涼とした感じがしました。飛鳥で。
お手伝いをしてくれた研究室の補助員。みんな受講生の気持ちになってお世話してくれました。ありがとう。
ようやく最後のまとめに・・・。疲れたー。
3日目はもう気力だけでやっている感じ・・・つつつつらい。
恒例の茶話会。楽しかったー。
受講生の特別ゲストに小城利重斑鳩町長に来てもらいました。さすが首長・・・いろいろ丸秘話を聞かせていただきました。
みんなすごい熱意で話を聞いてくれます。
朱雀門で平城遷都の詔を読み上げます。
2日目は恒例の見学会。平城宮跡に。朱雀門で。
奈良大学通信制学部「神話伝承論」のスクーリングが始まりました。今冬は、101名が古事記神話を学びます。
ポーズを撮って下さいといったら、このポーズ。川村邦光大阪大学大学院教授。「好きなことを腹いっぱいすればいいのよー」と一喝。ありがとうございました。うーん上下のバランスさえよければ・・・傑作になったかな。
このあやしさが・・・鎌田東二先生の魅力です。とにかくすごいエネルギー廻っている人ですよね。
新進気鋭のこころの未来研究センターの大石高典助教。きらきら光る感性。まぶしい。
来秋の「遠野物語」のシンポの打ち合わせが、京都大学こころの未来研究センターで行われました。おー、山折哲雄翁。こわいけど、包み込む大きさがあって・・・いつも勉強させてもらっています。
お昼ごはんです。万葉文化館で。ハンバーグ。
二番歌の歌碑です。
まさに神域に入る感じです。
なんとこの造形。
「うねをにますたけはにやすのかみのやしろ」という神社です。
耳成山はこう見えました。
これも香具山です。
霞み立つ香具山です。
毎日放送「ラジオ・ウォーク」の下見に行ってきました。まず、藤原宮跡に集合。
ローレックスの新プロジェクト発表パーティーに出ました。ホテル・マンダリン・オリエンタル東京で。社長のアレックス・ペイリーさんがまずご挨拶。いろいろな方と遭えて・・・楽しかった。
インタビューアー、デザイナー、編集者、カメラマン。みんな女性でした。お昼は、おいしい洋食屋さん「グランド」で。
影です。好きですよね。こういう写真。上野は。
ちょっと偉そうかな。
やはり、浅草です。
なんで、腕組みなのか。特集は「古典」です。
まずは、写真撮影。ここはポーズとって、写っています。
久しぶりの浅草です。いー日、小春日和。
羽子板市が始まります。
そうかぁー、羽子板市も明日からはじまりますね。
光村図書が出している「飛ぶ教室」という雑誌の取材で浅草を歩くことに。そうかぁー、もうお正月かぁ。
上野が書かせてもらったのは、語彙編の「いむ・いみ」。できはきかないでー。でも、これは大学院時代から上野がこだわっていた言葉。情けないが、これが自分の実力か。
近藤信義先生の古希記念出版の『修辞論』が届く。実は上野も書かせてもらっているのです。
ピカソ、クレー、カンディンスキーなどのキュービズムの表現の開拓のあとをたどる。ドイツのデュッセルドルフの美術館のコレクションを見ることが出来た。実は、幼稚園のときに、久留米の石橋美術館に家族でクレーを見に行ったことがあった。こんな絵なら、誠と変わらないと話した記憶がある。つまり、幼稚園児の絵のようだということ。たしかに、クレーの絵は子供みたいだ。
まあ、飲むわなぁ。名古屋駅「黒かべ」にて。
美夫君志会の忘年会。村瀬憲夫会長らの精悍な顔・顔・顔。
美夫君志会の今年の例会は、同一テーマで二名発表、あとは討論会。万葉の飛鳥をどう捉えるか。飛鳥の万葉歌をどう捉えるべきか。厳しい質疑の応酬が・・・。ふたりとも、ボロボロになる。ききき厳しい! 相手は日本大学の梶川信行教授。親しいがゆえに、議論は激烈に。でも、たのしかったぁ。
「飛鳥から万葉を読む」と題して、舒明天皇国見歌を読む。中京大学で。ううーん。うまくいっていない。ただし、昨日散髪に行って、髪は染めたばかり。しかし、カッコより内容が問題では?
名古屋の八事で。
市立美術館の帰りに伏見路上美術館に立ち寄る。名画「野原」に酔いしれる。まるで、偶然出来たかのような線に無為を感じさせる名作。草むらの様子がよく描けている。
じっと見る。
おー吹き上げる!
名古屋は噴水の街ですよね。市立美術館のある白川公園で。
名古屋市立美術館にゆく。最近、特別展を見逃して地団太踏んでいたので・・・溜飲を下げる。
もっと見てゆきたいと関心を持つ。
こんな都会に残っているなんて・・・。
名古屋の伏見でタブノキを見る。あー、こんなところにも。折口の評伝を書いたので、かか感激!
学びあう師弟。美しい光景です。研究では師弟も同じ土俵ですから。
おー旅人かぁ。むむむむ難しい。
研究会が始まるぞー。
かわいらしいポスター見っけ。いかにも、女子大らしい。
三回生には、分野の絞込み、指導ゼミの振り分けをします。そして、原稿用紙の使い方も指導します。うちのいいところは、面倒見のよさかな。
奈良大学の国文学科ではこの時期から、三年生に卒業論文のガイダンスを始めます。学科では、手引きを作っているのですよ。
12月24日に行われる奈良大学通信学部「神話伝承論 受講生の集い」の打ち合わせのため、斑鳩町の小城利重町長を訪ねる。研究室のスタッフも緊張気味。
オペラ「遣唐使」が出来ました。これで五稿・・・最終稿にしたいが。
塩野米松先生の『日本の漁師』を、この商売の辛さと楽しさ、そして因果・・・を漁師たちはどう心のなかで整理して渡世をしてきたのか。いぶし銀の味、塩野先生の聞き書きに酔う。漁師さんはいわば一匹狼、漁師さんへの聞き書きは、大変だったろう。
万葉学会の編集委員会の懇親会。ううーん、うまく写らない。この日は中華でした。
源氏物語の若手エースによるシンポ。理論派の安藤徹さん。ストイック派の今井上さん。バランス派の陣野英則さん。司会の高木和子さん。みんな寄らば切るという殺気があった。と同時に対話する心もあっていい感じ。すごいの一語に尽きる。ただ、聞き手は皆専門分野も世代も違うわけだから、もっと国文学全体に「源氏研究の今」を問いかける必要があったのではないか? でも、最先端というのはこういうものか。先日のシンポよりは先鋭な感じがあって、面白かった。秀才というのは、こんな顔をしているのかとあとで話題となる。鈍重な私とは大違い。
昼食スナップ。
まず、辰巳正明國學院大學教授から、質問。うまく、答えられない。あせる。どうしよう。さらに、諸先生からさまざまな質問が・・・。もう、頭が混乱するばかり。助けてー。
いよいよはじまる。がんばらねば・・・。一応、夏から準備はしているのだが、いまひとつまとまらない。
おう、上野の研究発表がはじまる。折口信夫の「生き口を問ふ女」の論。うっうまく行かない。あせる。聴衆は少数だったが視線が厳しい。司会は、盛岡県立大学短期大学部の松本博明さん。
源氏物語研究の長老・森一郎先生。あけすけな関西弁で、ずばりと直言。まさに水戸黄門さま。笑わせながら、言いたいことは言うという話術に感激。直接、お話していただきました。今の若手の研究を一刀両断。万葉研究の話ではないので、スンナリ聞ける。が、しかし・・・自分について 言われているようなところもあって、ちょっと反省。
学会定番の懇親会。偉い先生ばかりです。上野は、この日、司会を担当。この学会は、分野や時代にとらわれない広さが魅力。いわば異種格闘技戦で気も使うが、話せば楽しいものだ。恥ずかしい話だが、国文学のなかでも対話というものは難しいものなのです。やはり、色んなセクトがありますからね。でも、それをどう乗り越えて対話するか・・・今後の課題なのでは。
学会を小ばかにしている研究者もいるが、やはり行けば行ったで、勉強になる。一方で、いろんな仕事を背負い込むことにもなって、大変なことも。シンポジウムで頭がふらふら・・・もう夜だー。やはり、関学です。クリスマス・ツリーがありました。
藤本先生は、霊夢や怪異の歴史的背景を見事に読み解かれる。河添先生は唐物の分析から人物造型の差異化を説明。なるほど、トップの研究者というのは、こういうものか。開かれたかたちで、問題点が次々に提示される。でも、上野の学力では理解は難しい。
高野先生は和歌から物語を分析。ううーん。そうかぁ、歌の分析が出来ないと心情が理解できないのかぁ。難しいぞー。
右から、東京学芸大学の河添房江先生、青山短期大学の藤本勝義先生、日本女子大学の高野春代先生。そうかぁ、この先生が源氏物語研究の屋根なのか。みなさん、含蓄ある話。吉海先生の司会も見事。問題の提示の仕方が深い! ただ、議論の精度が高すぎないか、気にかかる。ここでは、精度より対話を重要視してほしかったのだが・・・。でも、登壇すると鎧・兜を被りますよね。全国大学国語国文学会は、さまざまな分野の研究者の集まりですから。
シンポジウム「須磨・明石からの発信」のコーディネーターの吉海直人同志社女子大学教授。じつは、高校・大学の先輩なんです。克己の人、業績は仰ぎ見るばかり。この日は、今夏の拙著二著について、厳しいご指摘・ご指導。完膚なきまでに叩き潰される。一言も反論できず、失禁しそうになる。すべて当たっていて、ただ泣き崩れるのみ。今夜も睡眠薬てんこ盛り。いつになったら、先輩に誉めてもらえるのか・・・。ここここっ、怖い。笑っていても。
大会開催校の細川正義教授がご挨拶。関学の皆さんの献身的奉仕でプログラムが次々に進みます。
いよいよシンポジウムがはじまります。
全国大学国語国文学会2008冬の大会は関西学院大学で開催されました。キャンバスが美しい! 昔、非常勤したっけ。
講談社の「大和三山の古代」が、サンケイの書評に。よかったー。かかか感激。春の苦労が報われました。書評をしていただいた多川俊映先生に多謝。やはり、書評が出ると、興奮します。上野はやはり野心家なのか?
東京芸大の松下功先生(右)、左は朝通の鬼原敏行さんと。オペラ「遣唐使」の打ち合わせです。これから、脚本の第五稿を書きます。泣ける! でも、オペラの脚本を書くことなんてそうそう出来るわけではないのだから、がんばらねば。
再びくろしおで大阪に。そして、今日は、オペラの打ち合わせ。
名物・あらが丼を食べて、田辺を後にしました。まったりとしたタッチの日本が晩花の絵を見ることが出来ました。たのしかったー。
なかへち美術館には、こんな空間が・・・。
なかへち美術館へも野長瀬晩花の絵を見に行きました。文人サロンのカフェ・パウリスタで、彼は折口と逢ったのかなぁ・・・。
ううーん。写真撮ったところ忘れた。有名な大銀杏です。
えー、紅葉の色が写っていない。ううーん、残念。
はぁー、小春日和。よかったー。命の洗濯。
田辺市立美術館に。野長瀬晩花の絵を見に行きました。なぜって・・・実は大正の初期、道頓堀のカフェ・パウリスタに晩花が出入りしていたからです。そのカフェには折口信夫も出入りしていました。何かあればと出かける。
乗りましたよ。くろしお。
最終便で田辺へ・・・。今日は田辺どまりです。
コロー見ました。まさに光の杜。光を模索し始めた人なのですね。でも、気に入ったのは、習作期のイタリアのスケッチかな。
この街は考えることが違うよね。ルミナリエ見てみたい。
もうすぐ、ルミナリエ。ちょっといい感じの写真でしょ。
生田さんにお参り。
こんな看板見っけ。
毎日放送ラジオ1179「上野誠の万葉歌ごよみ」の収録。上田悦子アナと。
帰りは福神から電車に・・・。
みんな勉強熱心です。
1時から講演。リラックスして語るのはいいが、今日も猫背。いかん、いかん!
門もすごい!
近くにこんな蔵もありました。
古い竈神のお札。江戸時代の中期からですからね。
瓦が美しい・・・。
あー、いい日だったなぁー。
金剛山のふもとです。久しぶりの五條でした。
たたずまいですよね。日本の家は。
藤岡家住宅をNPO法人が蘇らせました。田中修司代表にはいろいろお世話になっています。
江戸中期の庄屋の家です。すごい!
なかなかいいですね。
小春日和、五條市の藤岡住宅に遊びました。新装なってかかか感激。屋根の曲線が美しい。