雑誌「国文学」の特集で、古代史の泰斗・上田正昭先生のインタビューに行く。なにせ大物なので「びびる」。でも、とにかく質問をぶつけて聞き出さなくては!
ラジオ・ウォーク近し! いつものレギュラー番組の拡大版の収録です。
万葉文化館の古代学研究所の研究員となった竹本晃さん。ズバッと斬る語り口が恐い。でも、ほんとうに頼りになります!
「のもう会」は、仲間の会なのですが、行くとやはり輪が広がります。
「のもう会」に、ゲスト。受験生ブルースの高石ともやさんが、来てくれました。
児童文学の雑誌で、こんな良心的な雑誌が出ていたのかとただただ脱帽。
インタビューでは、グローバル化社会では、むしろ伝統文化の回帰が進むのではないかと答えました。
オー偉そう。
ようやく終わって、ちょっと一杯! まあ、よかった。
脚本のコンテストですから、読みながら、情景をイメージします。議論は続いて、いつ終わるのかと不安に。
本年の選考会は、難航をきわめました。とにかく、皆「しんけん」そのもの。
ドイツに行ってから、やはりゲットーのことが気になります。
われらが御大こと、中京大学元教授の菅野雅雄先生。カンロクが違います。
庭園の歌表現について、大作の論文を発表した立命館の大学院の小田芳寿さん。オー、ナイスガイ。
酒宴での太田真理さん。おつかれさま。
フェリス女子大の準教授になった松田浩さん。ヒゲが印象的!
今回のテーマは宴歌。まず、村田さんがしっかりと話してくれました。うまくいったかどうかはわかりませんが、パネルに対話する心があったと思います。
「かけあいシンポ」の司会は、ここ三年間上野が伝えましたが・・・今年で終わりです。しっかりせねば。
恒例となった「かけあいシンポ」司会は上野。パネルは新沢典子さんと村田右富実さん。まずは、たのしく話すことが大切ですよね。
太田さんは、たおやめの分析をして、そこに造形のあとをたどる発表。ただ、それを作家個人の考えの投影とだけはいいきれないのでは。でも、やはり力がこもっていました。勉強になりました。
太田真理さんの発表も、しっかりとしたもので、感動! 学会に行くと勉強になりますよね。
表記と表現はどう結びつくか。考えなくてはなりませんよね。勉強になりました。
田場裕起さんの発表! 精緻な分析が光ります。ただ、村田右富実さんがいったようにデータの処理をうまくやる必要がありそう。でも、わかりやすく伝えようとした努力がすばらしいと思います。
仕事、夕方、桜井市の聖林寺に。すばらしい夕景でした。あーでも写らない。
三回生にアドバイスする四回生。よしよし。提出できたということは、やはり自信を持っていいと思います。今日だけは先輩風を吹かせなさい。
四回生は提出済で余裕ありあり! 誇らしげに語る四年生、大丈夫かと思う反面、やはり頼もしい。一年の成果が表れている。
卒業論文を書き上げた人と、これから、書く人が交流会。真剣に卒業論文について、話し合います。まずは、ワークショップで、四年生が体験を語ります。
パーソナリティーの川村龍一さん、アナウンサーの上田悦子さん、楠靖司ディレクターと昼食。ロックの歴史について話す。おいしかったー。たのしかったー。
帰ってきて、ようやく読みました。都市の通史です。行ってみると、面白いです。
やっぱ、ここでもトラムです。ううーん、凝りすぎたかな。
アンネ・フランクの家に行く。隠し部屋とはこういう風になっていたのかと驚いた。と同時に、今や世界に広がった、切なく悲しい物語についていろいろ考えさせられた。かれら一族もフランクフルト出身だったんだぁ。
一日歩き回って、ホテルの近くのイタリアレストランに。コルシカ料理とか。これが魚貝中心で、なかなかいけました。もう、ぐったり。
街はバーゲンセールのシーズンで、いたるところにイルミネーションが・・・。
アムスは運河の街。やっぱ絵になりますよねー。冬もいいよねー。ただし、朝は八時半まで暗かった。夕方も早い。
豪華なのですが、中に入ると親しみやすい空間でした。満員だー。
ここは、49ユーロ。ちなみに飲み物の料金も入っている。そして、驚くなかれ、帰りのトラムの代金も入っている。ただし、プログラムが読めない。ストラビンスキーだけしかわからない。あとで調べると「春の祭典」かぁ。
ぬあんと、コンセルトヘボウのコンサートのチケットをゲット。息を切らして、チケット・マスターに行くと、満員だから、直接会場に行けということ。会場の切符売り場に行くと、あなたはラッキーよ、15分前に、キャセルが出たのよとの思し召し。というわけで、早速購入。うれしい、コンセルトヘボウに入れるのだ。
ゴッホ・ミュージアムに行き、レンブラント協会125周年記念展に行く。ところが、爆弾騒ぎが起こって、突然外に出される。実は、ガザ地区の停戦合意前で、警官の数が半端じゃない。すごい数。
一昨年に続き、アベニューホテルでお世話になりました。豪華ではないが、ロケーションは抜群です。朝食もいいですよ。
アムスでも、やはりカードでトラムに乗りました。とにかく楽チン。しかも、博物館が安くなる。
おーヨーロッパという景観。
これが切符です。日本でとっもらいました。
えっ、しばらくすると雪が・・・。ほんとに大丈夫。
高速鉄道です。
個室もあって、いい感じ。また、乗りたい。
悠々とした河、歴史的町並み、そして巨大な大聖堂。途中下車はできなかったが、コーリンという街があるのだな、とあこがれる。ところが、帰ってきて愕然。そこは、コーリンではなく、「ケルン」でした。なんや、ケルンだったんやー。と同時に、己の愚を笑う。
この国際列車で往復しました。
フランクフルトからICEでアムステルダムに。一度乗ってみたかった国際列車。
ところがこのトマト・スープは絶品だった。とにかく、質素にしなくては。
路銀が底を着いたので、今日はパンとスープのみ。トルコ料理のファーストフードのチェーン店で。そうかぁー、ナンみたい。
こうやってみんなくつろぐんですよね。いいですよね。おしゃれ。しかも、みんなおめかし。
実にシンプルな演出。衣装も現代の衣装で。舞台装置はすべて白で象徴的に作ってある。そうかぁ、これが今のヨーロッパの演出なのかと感激。パンフレットより。立ち位置が計算され尽くされているような気がした。やはり、すごい。
新歌劇場の内部。講演前だから映してもいいですかというと、意外にもいいよという思し召し。結構いい席でしょ。
公演の前に事前レクチャーが行われている。後ろはシャガール。
この劇場の名物は、巨大なプレッセル。値の張るシャンパン以外はすべて無料だったと思う。チケット代に入っていた。これも、おしゃれ。
フランクフルト新歌劇場。驚いたのは、劇場のロビーが広くて、ここでみんな一杯やって楽しむこと。また、そのおめかししてワインなどを飲む紳士・淑女が絵になるように・・・ロビーが外から見えるような構造になっていること。
窓口ではこちらの懐具合を心配してくれて安い切符を進めてくれたが・・・キッパリ! なんと一番よい席を確保。でも、こここここの金額は・・・。明日からどうしよう。この日のレートは1ユーロ、127円。
新オペラ劇場に行き、コシファン・トウッテの切符をようやく手に入れる。よかつたよー。言葉も字幕もわからなかったが。
旧オペラ劇場。金融資本→富の蓄積→劇場や美術館の建設が可能になるという構図がここにある。豪華な建物にドイツ皇帝も驚いたという。アルテ・オパー。
今回の旅の目的のひとつは、オペラの劇場を見ること。これかぁー旧歌劇場は。
落選候補のうなだれた顔です。何処も同じ。
CDUが微減ながら第一党。SPDは伸びて、FDPは大幅減。とにかく、私は旅行者だといっても、英語で政策をまくし立てるパワーに圧倒されました。これでヘッセン州の政治がどう変わるかなんて、わかりません。
そして、月曜日の新聞。結局は議席は減らしたものの昨日のCDUが第一党は維持したらしい。
街を歩いていると、ペンやマッチをくれます。選挙らしい。ヘッセン州の州議会選挙。ブースを作って、一人一人が一人一人を説得しているようでした。ところかわれば、選挙も変わる。上野はなぜかCDUのブースに捕まる。いろいろ英語で説明してくれるのだが、ううーんわかりません。
おー、ゲーテの銅像。こういう新旧対比、上野は好きですね。
フランクフルト証券取引所。ここんなんだフランクフルト市場というのは。
シラーの銅像。おれも三流のいや五流の物書きだぁ・・・といきがる。しかし、こんな私の書いたオペラはどうなるのか。
フランクフルト中央駅の掲示。モスクワ行きの夜行も出ているとかで、乗ってみたいと思う。やっぱ交通の要衝だわな。
えっどこかで見た座席。実はバンコックの地下鉄車両と同じ。そうかぁ、ドイツ製だったんだぁ。
フランクフルトの地下鉄Uバーンです。よく乗ったなー。もちろん、カードで。
なかなか切符が買えないので、フリーパスを買う。しかも、博物館も半額になるので、大いにメリットがあった。
ううーん、電車の乗り方が難しいぞー。ききききっぷが買えない。市内と市外では、切符の買い方が違うのですよ。ううーん、難しい。切符の番号の入力が・・・。
これなんの主張なのか、わかる人は教えて? デモ隊の人の看板を写す。
トラムを待てど暮らせど来ない。しばらくすると、デモ隊が・・・ドイツのデモを見る。でも、なんのデモかは上野の語学力では聞いてもわからなかった。何に反対しているのか。
欧州中央銀行のある街なんですよね。やはり、ユーロですよ。やはり、ヨーロッパの金融の中心地です。銀行ずらりと並びます。
ゲーテハウスの壁。この壁にゲーテも触れたと思うと、無性に興奮。好きだよねー。こういうの?
家系も華麗で、秀才、しかも富豪。ヨーロッパの知識人というのは、こういうもんなんですね。ナポレオンも尊敬したゲーテ。文豪の屋敷跡に、東洋の三流の万葉学者がまかりこしました。
ゲーテハウス。ここなんだぁ。ゲーテが育った街は。それにしても、ゲーテの使用したものがこんなにも残っているなんて、ちょっとびっくり! が、しかし。ちゃんと日本に帰ったら読まなくては。
フランクフルトのユダヤ博物館で買った日本語の冊子。これがなくては・・・。偉そうにいろいろ書いてるけど、じじじじつはこの冊子でにわか勉強した知識です。1ユーロだったが、やはりありがたい。われわれは、マイノリティーなのだ。
かのロスチャイルド家も、ここから両替商として出発したのかぁ、と感動するとともに、栄光と苦難の歴史を思う。国際金融資本の本拠地、フランクフルト繁栄の基礎はユダヤ人が作ったのかぁ。
ゲットーのあった地区にあるユダヤ人墓地を訪れる。壁一面にある名札は・・・殺害されたユダヤ人の名前である。それらをすべてナチスの仕業にするのは簡単だが、歴史というのはそれほど単純ではない。
そうか、アンネ・フランクの一族は、フランクフルトのユダヤ人だったのだ。そして、アムステルダムに逃げたんだぁ。しかし、ドイツのユダヤ博物館の語る歴史は、やはり重い。
アムステルダムのユダヤ歴史博物館は、当地における栄光の歴史を讃え、今に繋がる歴史を語るが、やはりフランクフルトの博物館は、当然反省的に語られている。歴史博物館であるとともに人権博物館といえる。入館には念入りなボディーチェックを受けなくてはなりません。
船をつないだ船。皇太子が、イギリスの河川交通を研究した意味もよくわかった。
ほんとに長い。まだまだ続きます。
おー長い。まだ続きます。
アナンコンダという石炭運搬船。これが・・・長い。ヨーロッパの国際河川物流のすごさを知る。ごごごご覧あれ。
ダムすなわちドーム。すなわち、大聖堂。聞けば・・・写真はいいとのこと。ほんとぉ。とにかく、天井が高い。この高さがあるから、絵も大きいのですね。
悠々たるマイン川。この川沿いにゲットーも建設された。。
この博物館で、はじめてボッチチェルニを見ました。いいのあったなぁ。ここでも、巨大な図録を購入。いったいどうして持って帰るのか。はぁーという感じ。お金もないのに。もちろん、小写真集。
フランクフルトは金融資本の街、シュティーデルという銀行家のコレクションを基礎つくられた美術館。ドイツ美術の流れがわかる。とにかく楽しめた。半日かかるなぁ。
おー鴎。
ここはドイツ映画博物館。映画の歴史を振り返ります。これはユニーク。パノラマ写真などいろいろ見ることができました。地下は映画館もあるらしい。
よくはわからないのですが、アラブの古い写真の展覧会でした。まさに、この地域の民族写真の先駆者とという感じ。そうか、百年前のアラブというのは、こんなんかぁ・・・とすごい。やはり、ヨーロッパはアフリカや中東に近いですよね。ここの図録も買う。やっぱ、写真好きです。
世界文化博物館では、大歓迎。いろいろ冊子くれました。でも、読めないのだが・・・。お客はひとり、大切にしてくれました。
世界文化博物館。いわゆる民族学博物館で、今はニューギニアの展覧会開催中でした。
寒い。これから博物館めぐりです。
レーマー広場裏のマイン川の鉄橋。なかなかいいですね。ここを渡ると博物館銀座。
満腹なのに、ワッフルも頼む。ううー苦しい。でも、ドイツ風もおいしいということで、食べる。たしかに、おいしい。けっこうドイツ風ワッフルもいけますよ。
えっへん、注文しました。じじじじ実は料理の本を持っていって、指差しで注文。豚肉煮込み。すごい量です。どんな料理にもジャガイモとキャベツの酢漬けがつく。完食できず。
古本屋の奥さんが薦めてくれたレストラン。が、しかし。なんと読むの? まあ、いいか? 入ってみよう。でも、高くないか。心配だ。
買っても、ドイツ語なんか読めないのだが・・・。とにかく、古い写真が好きなんですよね。
フランクフルトの古い写真集を買って、ちょっとご機嫌です。ただ、長居するといろいろ欲しくなりそうなので、そこそこで帰る。木版で欲しいのあったなぁー。ほほほしい。
やはり、古本屋に。好きですよね。どこ行っても。レーマー広場裏の古本屋に行きました。語学ができれば・・・。
まずは、歴史博物館に行きました。教会の歴史は、そのままフランクフルトの歴史なのですね。結構ドイツでは、並ぶんですよ。博物館も。
レーマー広場にて。放射状に伸びる道と広場。四角い街から来たものにはちと違和感が。うしろは大聖堂です。トラムの道は昔の馬車道で、駅は外という構造ですよね。
レーマー広場の石畳。レーマはローマ、メッセはミサ。あーこんなことも知らないなんて、恥ずかしい。ミサのあとに市場に行くのか。なるほど。上野の足もちょっと写っている。
これが、有名なレーマー広場。市民による自治と、王権、そしてゲットー。そうか・・・この空間こそ、フランクフルトという都市の歴史が刻まれた空間なのですね。でも、外はマイナス1℃。冷える。
市内はトラム移動で快適でした。やっぱ、トラムは安心です。なぜなら、間違っても、また元に戻れますからね。スリが怖いという人もいるが、そうかなぁ。
フランクフルト中央駅。やっぱヨーロッパはドームですよね。ひとつのホームをAとBと分けて使うなど、ちょっとわかりにくい。
ようやくの冬休みをもらいました。まずは、フランクフルトへ。フランクフルト中央駅。
ちょっとヨーロッパに、行ってきました。というか、夏休みと冬休みをこれから取ります。じつは経費節減のため、ソウル経由大韓航空で行きました。
中国から万葉文化館に研究員として、研修に来ていた葛さん。研修お疲れ様でした。スピーチは熱弁30分に及ぶ。
犬養健や犬養道子の語る汪兆銘工作の方がむしろ熱いくらいである。シンガポールにおける日本軍人の非戦闘員の殺害についても、反省的に語られている。また、驚いたのは、戦前の対中分析がまったく誤り、また政策もまったく誤っていたことを、後知恵ではあるがしっかりと反省的に振り返っている。
今井武夫「昭和の陰謀」を読む。汪兆銘担ぎ出しの実務担当者の回顧録。あまりにも、たんたんとした記述に唖然。と同時に、それは極めて反省的に書かれている。敬愛する塚本誠も登場していた。
手前味噌ながら、万葉文化館の「万葉コレクション」は良い。戦後のさまざまな日本画の可能性の追求の中で、日本画家たちは、どう万葉の世界を、大和を描いたのか・・・考えさせられた。好きな絵もあって、ちょっといい感じ。
この日は、東京から、芸術監督の松下功先生、演出の直井研二先生、プロデューサーの鬼原敏行先生が、来寧。打ち合わせは続きます。
オペラ「遣唐使-阿倍仲麻呂-」の打ち合わせ。もちろん、終わったらちょっと一杯。奈良町ひよりにて。
この日は、本年6月10日初演のオペラ「遣唐使−阿倍仲麻呂−」の打ち合わせ。演出は、東京芸術大学の直井研二先生が担当されることに・・・遅くまでいろいろの確認を行う。直井先生、お疲れ様でした。原作者として、気分一新、いろいろ考える。
中日新聞に連載されていた人気のコラムを集成したものだが・・・そこに著者ならでは味わいがあって、これは名品です。中日新聞社刊、1500円。
大浦誠士さん、おめでとう! 昨年の大著に引き続いて、今度は啓蒙書出版。啓蒙書とはいうけれど、やはり大浦イズムが光る。さすが、我らが色男!
大館真晴研究員。資料を見る目が違います。
考え、話し、そして反省し、書く。その繰り返しはいつまでも続くように思われるのだが・・・これも有限なのですよね。
いつもの研究会風景なのだが、思考し、煩悶する村田右富実さんを描きたかったのだが・・・
スタッフの皆様とお食事会。たのしく飲みました。おいしかったー。ありがとうございました。山口昌紀近鉄会長が、秘話を連発。すごい。
秋篠うた倶楽部での講演会でした。演題は「日本における歌文化の伝統」。これが難しい。長いタイムスパンで語らねばとあせる。
エントランスで、本人も楽しむ講演をしました。楽しかったー。どうして、みんな熱心なのか?
ふと箸袋を見ると寿の字が・・・はぁ、お正月なんだぁ。良い年になりますように。
今日は新年会なのですが・・・原稿が書けず、横に原稿をおいてお屠蘇を飲む。落ち着かないよねー。これも身から出た錆です。原稿の追い込みで落ち着かないまま、新年会に。やばい!